社会人2年目のほうが給料が減ると聞きました。今でもギリギリの生活ですが、 3年目以降はどうなるのでしょうか?
給料の仕組みを理解して計画的にお金を使おう
社会人1年目と2年目の給料を比較した場合、住民税が天引きされることで手取り収入が減ります。住民税とは、前年の収入をもとに6月から翌年5月の12回にわたって天引きされる後払いの税金だからです。 また、社会人2年目にかぎらず、3年目以降も昇給や昇格などで給料が増えれば住民税の税額に影響すること、社会保険料は4~6月に支給された給料をもとに標準報酬月額が決定する点にも注意してください。3~5月の働き方によって、10月からの社会保険料が決まるため、給与の手取りが減る可能性が十分に高いからです。 社会人になって給料をもらうようになったら、住民税や社会保険料の決まり方などを把握しておきましょう。そのうえで、どの手取りがどのくらいになるのかを確認して、計画的にお金を使えるようにしていってください。 出典 国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査 厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部