【日本株】新NISAにおすすめの「10倍株」2銘柄!セガエンタテインメントの買収で話題の「GENDA」、パーキンソン病専門ホームの「サンウェルズ」に注目
【日本株】新NISAでじっくり値上がりを待ちたい「10倍株」候補の2銘柄を紹介! 果敢なM&A戦略が話題の「GENDA」と、パーキンソン病の専門ホームを手掛ける「サンウェルズ」に注目! 【図版】業績が勢いよく成長し、将来的には株価10倍も夢じゃない銘柄 ●強力な経営陣と強気なM&A戦略で話題の「GENDA」、 新施設も入居待ちの状態が続く「サンウェルズ」に注目! 成長性が高い株を長期保有してじっくり育てるのは、株式投資の王道だ。非課税期間が無期限となる新NISAの成長投資枠なら、期限を気にせず保有できる。 ここで紹介するのは、業績が勢いよく成長しており、将来的には株価10倍も夢じゃない、アナリストが選んだ2銘柄。銘柄を選ぶうえでは、伸びしろが大きい”時価総額1000億円以下の中小型株”を対象としている。 勢いのある中小型株は急騰しやすい反面、何らかのきっかけで暴落することもありがち。値動きには注意しつつ、未来の「10倍株」に投資しよう! (※以下、株価などのデータは1月4日時点)。 一つ目の「10倍株」候補は、ゲームセンターなどを手掛けるGENDA(9166)だ。 GENDAの片岡尚会長はエンタメ業界が長く、イオンファンタジー社長在任時には5年間で時価総額を5倍以上に成長させたやり手。申真衣社長はゴールドマン・サックス証券出身の精鋭だ。積極的なM&A戦略をとっており、自社より巨体のゲーム大手・セガエンタテインメントを買収して業界関係者を驚かせた。11月には、映画配給のギャガを買収することも発表済みだ。 「経営陣にはエンタメ業界大手の元幹部や金融出身者が並んでいます。2023年7月に上場し、東証グロース時価総額上位の一角に。世界一のエンタメ企業に向けて非連続的な成長を目指すといい、今後のM&A戦略にも注目」(ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さん) 「創業が2018年の若い企業ですが、ゲームセンターを中核に急速に伸びてきました。ラウンドワンとの提携をはじめ、矢継ぎ早にM&Aや資本提携を行って急成長。ゲームセンターも、クレーンゲームなどがZ世代を中心に再び拡大しています」(株式アナリストの鈴木一之さん) 二つ目の「10倍株」候補は、専門性の高いニッチ分野で高成長を続けるサンウェルズ(9229)だ。 サンウェルズは、難病指定されているパーキンソン病専門の介護施設「PDハウス」を全国に展開。独自性の高いサービスを提供しており、入居待ちが続くほど引き合いが強い。 ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さんは「高PERがネックとなり、株価は苦戦してきましたが、成長はむしろ加速しています。今では株価に値頃感も出てきました」と評価。なお、今期の経常利益は140%増の見込みで、中期経営計画の目標も引き上げている。 「順天堂大学など地域を代表する医療機関と提携して、専門的な介護とリハビリを提供しています。大都市圏から地方都市にも施設を増やしていますが、それでも入所は順番待ちという状態。目下のところ競合相手が少なく、伸び盛りの分野であることはたしかです」(株式アナリストの鈴木一之さん)
ザイ編集部
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