CS、日本シリーズでベンチ外…DeNA・度会隆輝に「必要な要素」とは
シビアに結果を求められる2年目
イースタン・リーグでは49試合出場で打率.347、2本塁打、23打点をマーク。格の違いを見せたが、短期決戦で出番は巡って来なかった。DeNAの外野陣は層が厚い。桑原将志、佐野恵太、シーズン途中に復帰した筒香嘉智に加え、若手成長株の梶原昂希、蝦名達夫も成長著しい。度会は打撃、守備、走塁と総合的な判断で、首脳陣の信頼を勝ち取れなかった。 「チームを背負う資質がある選手であることは間違いないですが、まだまだ足りない点が多い。度会は長距離砲ではないので、守備、走塁でもハイレベな水準に到達しないとスタメン起用が難しくなる。課題は本人が一番分かっているでしょう」(スポーツ紙デスク) プロ2年目の来季は周囲の見る目が変わる。期待値で起用されるのではなく、シビアに結果を求められる。外野の熾烈な競争を勝ち抜き、一軍の舞台で輝き続けられるか。真のスーパースターになるため、真価が問われる。 写真=BBM
週刊ベースボール