来年３月の世界選手権に派遣される日本代表が発表され、３連覇を狙う宇野（左）と坂本（右）が順当に選出された。写真：金子拓弥（THE DIGEST写真部）

　12月21日に開幕したフィギュアスケートの日本一を決める全日本選手権は24日、４日間の激闘を終えた。男子シングルは宇野昌磨、女子シングルは坂本花織、ペアは長岡柚奈＆森口澄士、アイスダンスは小松原美里＆尊が、それぞれ優勝した。 【PHOTO】宇野昌磨、鍵山優真、山本草太など…過去最高レベルの激闘となった全日本フィギュア男子シングルの厳選ショット！ 　日本スケート連盟は同日、来年３月にカナダ・モントリオールで開催される世界選手権に派遣する代表選手を下記の通り発表。アイスダンスの代表選考は保留となった。 ▼男子（３名） ・宇野昌磨 ・鍵山優真 ・三浦佳生 ▼女子（３名） ・坂本花織 ・千葉百音 ・吉田陽菜 ▼ペア（２組） ・三浦璃来／木原龍一 ・長岡柚奈／森口澄士　※ミニマムスコア取得が条件 ▼アイスダンス（１組） ・保留 　さいたまスーパーアリーナで開催された前回大会は、男子シングルが宇野、女子シングルは坂本が２連覇を達成。日本フィギュアが２年連続で男女シングルをダブル制覇する快挙を収めた。さらに、”りくりゅう”こと三浦＆木原組が日本のペア史上初めて金メダルに輝くなど、３種目で金メダリストが誕生する歴史的偉業を刻んだメモリアル大会となった。 　フィギュア大国の威信を懸けた戦いが、再び始まる。 　 取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）