「選択肢が見えるまちがいい」クイズ王・伊沢拓司が語る“住みやすいまち”の条件とは?
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。 期間限定のコーナー「誰かと話したい2100年ミライのまち supported by 江戸川区」では、2ヵ月に一度「ともに、生きる。」を区のキャッチコピーとしてまちづくりをおこなう江戸川区とゆかりのあるゲストが登場。 あらゆる人がともに生きる、未来のまちの姿についてお話を伺いながら、江戸川区のみならず、日本、そして未来の住みよい世界について一緒に考えていきます。1月29日(月)の放送は、東大発の知識集団QuizKnockの伊沢拓司(いざわ・たくし)さんをゲストに迎えてお送りしました。
◆クイズ作りは“遊べて”、“楽しい”がベース
伊沢さんが代表をつとめる東大発の知識集団「QuizKnock」では、クイズにまつわるさまざまな案件を手がけており、最近では東京都江戸川区のWebメディア「TOMONI(ともに)」内で展開するクイズコンテンツ「江戸川区ナンⅡ~QuizKnockの挑戦!~」の問題制作を担当しました。 そのきっかけは、2023年3月まで放送されていたラジオ番組「たまむすび」(TBSラジオ)だったとか。当初、QuizKnockは「江戸川区ナン」シリーズに関わっていなかったものの、伊沢さんが同番組で月に一度担当していたクイズコーナーの最終回で「江戸川区ナンの挑戦~華麗なる区民~」についてお話しされていたのを江戸川区の関係者がたまたま聴いていたことで、今回のオファーにつながったそうです。 数多くの問題を日々生み出している伊沢さんに、クイズを制作するときにどんなことを意識しているのかを聞いてみると、「“遊べて、楽しい”というのがベースにあるんですけど、そのうえで(問題を作った)メッセージが見えてこないと、どうしようもないですよね」と回答。 「江戸川区ナンⅡ~QuizKnockの挑戦!~」の問題制作においても、「“江戸川区”という多様なまちの共生社会ぶりを(クイズで)アピールすることがゴールだったので、そういったことを面白く、かつメッセージが伝わる問題になっているかなと思う」と言及します。