冷えた議場で勉強いかが? 学生の自主学習に役立ててもらおうと閉会中の議場を開放 有効活用策として試行的に実施 9日まで、埼玉・嵐山
連日の炎暑が続く中、埼玉県の嵐山町議会は1日から夏休み中の中学生以上の生徒、学生の自主学習に役立ててもらおうと、役場2階の閉会中の議場を開放する。議会事務局では「冷えた議場で、勉強してみませんか」とPRしている。 本物の市議会議場で一般質問 「駅の活性化へ休憩する場を」「高齢ドライバーの事故防止に循環バスは」 「子ども議員」12人が市長と教育長へ質問
「町民に親しまれる開かれた議会を目指し、議会をより身近に感じてもらおう」と3月定例議会の傍聴者にアンケートを実施した。その中で、閉会時の「議場の有効活用を考えてほしい」との意見が寄せられた。その後、議会運営委員会で検討、夏休み中の生徒・学生に自主学習スペースとして、試行的に開放することになった。 期間は1~9日(土・日曜日除く)の午前9時~午後4時半。対象は町内在住の生徒、学生。定員20人(議員席11席、執行者席9席)で、予約はできず先着順。利用者は議場入場前に議会事務局で受け付けをする必要がある。 実施後、利用者のアンケート調査を行い、期間の拡大や利用方法を検討し、今後の対応を決めたいとしている。 問い合わせは、嵐山町議会事務局(電話0493・62・4587)へ。
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