新たなウクライナ支援など可能にする予算案…米ジョンソン下院議長、20日に採決を目指す
アメリカ下院のジョンソン議長はウクライナへの新たな軍事支援などを可能にする予算案について20日に採決を目指すことを明らかにしました。 共和党のジョンソン下院議長は17日ウクライナやイスラエルへの軍事支援を含む総額950億ドル以上日本円で14兆円以上の緊急予算案について20日に採決すると表明しました。 このうちウクライナにはおよそ9兆円の支援が盛り込まれています。 ウクライナのゼレンスキー大統領などが強く求めてきたアメリカのウクライナに対する軍事支援は野党・共和党の抵抗でこれまで立ち往生してきました。 議長の決定には下院の保守強硬派が強く反発しており採決が行われたとしても可決されるかどうかは見通せない状況です。 一方、バイデン大統領は可決されればただちに署名するとして議員らに予算案の成立に協力するよう理解を求めました。
