劇団おぼんろの新作「聖ダジュメリ曲芸団」メインビジュアルとあらすじ解禁
「劇団おぼんろ 第24回本公演『聖ダジュメリ曲芸団』」のメインビジュアルが解禁された。 【画像】劇団おぼんろ 第24回本公演「聖ダジュメリ曲芸団」ビジュアル(他4件) このたび解禁されたビジュアルには、赤と青のうずまきをバックにキャラクターたちの姿が描かれている。併せてあらすじも明らかに。末原拓馬が作・演出を手がける本作では、とある貧しい街を舞台にした“童話的な叙情悲喜劇”が展開する。その街の片隅では、聖なる害虫たちのサーカスが繰り広げられていた。ダニのイイワケは、短くも輝かしい一生を夢見て座長に仕えていたが……。 末原は本作のストーリーについて「本当は人魚の物語を描こうと思っていたんですが、ギリギリのところでダニの物語にしたのです。人間の物語では到底目撃できないような人間くさい童話になればと思っています。この物語が、どうかあなたの物語でありますように」と語っている。 出演者にはおぼんろのメンバーのほか、少年社中の井俣太良、織部典成、佐藤たかみち、塩崎こうせい、横井翔二郎が名を連ねた。公演は5月30日から6月9日まで東京・Mixalive TOKYO Theater Mixaで行われる。チケットの一般販売は4月7日12:00にスタート。 ■ 末原拓馬コメント とどのつまり僕らは愛に関する物語を紡ぎたいのだと諦めて、誰にでもは受け入れられなくてもいいや、と腹を括って新たな物語に潜り込んでいきます。美しくないものの美しさに目を凝らして生きていけたらと思うのはこれまでと一緒で、それがおそらくは僕らにとってもお祈りのやり方なのだと思います。これが人生で最後に描く物語だったとしたら自分は何を描くのかな、なんて想像しながら描いてみます。一生懸命生きているつもりなのにどうにも自己嫌悪してしまう生きとし生けるすべての生き物への賛美歌になればと思います。本当は人魚の物語を描こうと思っていたんですが、ギリギリのところでダニの物語にしたのです。人間の物語では到底目撃できないような人間くさい童話になればと思っています。この物語が、どうかあなたの物語でありますように。 ■ 劇団おぼんろ 第24回本公演「聖ダジュメリ曲芸団」 2024年5月30日(木)~2024年6月9日(日) 東京都 Mixalive TOKYO Theater Mixa □ スタッフ 作・演出:末原拓馬 □ 出演 井俣太良 / 織部典成 / 佐藤たかみち / 塩崎こうせい / 横井翔二郎 / さひがしジュンペイ / わかばやしめぐみ / 高橋倫平 / 末原拓馬