吉田鋼太郎、実写版『【推しの子】』出演俳優の胆力を絶賛「すごい俳優になる」
俳優の吉田鋼太郎が、17日に都内で行われたドラマ&映画『【推しの子】』(ドラマシリーズ:11月28日よりPrime Videoで配信 映画:12月20日公開)ワールドプレミアに櫻井海音、齋藤飛鳥、齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、倉科カナ、金子ノブアキ、要潤、スミス監督、松本花奈監督とともに登壇した。 【写真】吉田鋼太郎が絶賛した『【推しの子】』主演・櫻井海音
『【推しの子】』は、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏によるコミック。2023年に放送されたアニメでは、原作に極めて忠実なストーリーと繊細で美しい作画、そしてアニメオリジナルのライブシーンも話題となった。アニメのオープニング主題歌として音楽ユニット・YOASOBIが書き下ろした楽曲「アイドル」は米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得したことも大きな要因となり、世界中で人気を集めている。このたびドラマ&映画化が決定し、ドラマ版は11月28日よりPrime Videoで配信、映画『【推しの子】-The Final Act-』は12月20日に全国公開される。 ■齋藤飛鳥、吉田鋼太郎からの暴露に照れ「その節は……」 伝説的アイドル・アイ(齋藤飛鳥)を見出し、スターとして育て上げた敏腕マネージャーで芸能事務所・苺プロダクション初代社長・斉藤壱護を演じた吉田。「ちょっとだけ年がいっている壱護役です……ごめんね、許してね(笑)」と集まった観客に呼びかける。客席から温かい声援が飛ぶと、「ありがとう! どうか温かく見守ってください!」と笑顔を見せていた。 共演シーンの多かった齋藤について聞かれると、吉田は「飛鳥ちゃんはほとんど現場でしゃべらない。撮影もほぼほぼ飛鳥ちゃんと一緒にいたんですけど、二、三言しかしゃべってない。ただ、だんだん日にちが経つにつれ、ちょっとだけ笑顔をくれるようになって安心したり……(笑)」とエピソードを披露。続けて「内に秘めた情熱というか、とても冷静だし落ち着いているし、ものに動じないんですけど、アイが母になるにつれ、徐々に顔つきや声のトーンが変わっていった。ひょっとしたらこの人はものすごい女優になっていくのではないかという片りんを見せていただきました」と齋藤を絶賛した。吉田からの絶賛に齋藤は照れたような表情を見せ、「その節はすみません……こんな温かい目で見てくれていたことを今初めて知ったので悔いが残るばかりです……(笑)」と返していた。 また、今作の主演を務める櫻井の印象についてトークが展開すると、吉田は「またこの人も現場で全然しゃべらない(笑)。トータルで考えると俺が嫌われているのかなって思ったり……」と笑いを誘う。櫻井との撮影でアドリブを入れたことがあったそうで、「せっかく櫻井くんとやるからなんかやろうと思って。そこで櫻井はどうするんだろうと。そうしたら全然動揺もしない。『お、鋼太郎さんそうくるんですか!?』みたいなものもない。その時の流れで、息で返してくれてびっくりしました」と櫻井の肝の据わり方に驚いたことを告白。「この人もきっとすごい俳優さんになるんではないかと実感いたしておりました」と絶賛していた。