ブルージェイズのトップ有望株が薬物違反発覚、デビュー2日後に80試合の出場停止処分
ブルージェイズのトップ有望株で21日(日本時間22日)にデビューしたばかりのオレルビス・マルティネス内野手(22)が23日(同24日)、禁止薬物規定違反で80試合の出場停止処分を受けた。ESPN電子版などによると、検査の結果、MLBが禁止薬物として指定している不妊治療薬のクロミフェンが検出されたという。 マルティネスは文書で声明を発表。「交際相手との間で家族を持つ努力をこの2年間続けており、昨オフに故郷ドミニカ共和国の病院でクロミフェンの錠剤を処方された。信頼している医師から、この治療には禁止薬物は含まれていないと言われた」と釈明し「自分の過失に責任を持ち、処分を受け入れる」とした。 マルティネスは今季、傘下3Aバファローで63試合に出場し16本塁打、46打点とパワーを発揮。ビシェット内野手の負傷者リスト入りにともなってメジャーに初昇格、21日のガーディアンズ戦でデビューし初安打を放っていた。