METガラ(メットガラ)史上最も度肝を抜いた、セレブの歴代ファッションをおさらい
毎年5月の第1月曜日に行われるファッション界最大の祭典「METガラ(メットガラ)」といえば、趣向を凝らしたセレブたちの着こなしが毎回話題になる一大イベント。2024年は5月6日(現地時間)に開催となるが、ここで、これまでに披露された最も奇抜でセンセーショナルな装いを改めてお届け。 【写真】METガラ歴代ベストルック115
ドージャ・キャット(2023)
2023年のMETガラのテーマは、2019年にこの世を去ったデザイナー、カール・ラガーフェルドに捧げる「Karl Lagerfeld: A Line of Beauty(カール・ラガーフェルド:美のライン)」。 ドージャは特殊メイクでカールの愛猫シュペットになりきり、「オスカー・デ・ラ・レンタ」のビーズ刺しゅうのドレスに身を包んで登場。会場のインタビューでも終始「ミャ~オ」としか話さず、キャラクターに徹していた。
キム・カーダシアン(2021)
2020年はキャンセルとなったため、2年ぶりに開催されたこの年。テーマは「In America: A Lexicon of Fashion(イン・アメリカ:ファッションの辞書)」だった。 毎度仰天ファッションで知られるキムはこの年、「バレンシアガ」と夫カニエ(現在はイェ)がコラボレートしてデザインした“黒子ルック”で現れ、世界中の目を釘付けに。ただ、全身が布で覆われているとはいえ、言われてみればシルエットだけでキムだとわかるのは、さすが!?
ケイティ・ペリー(2019)
2019年は、「Camp: Notes on Fashion(キャンプ:ファッションについてのノート)」がテーマ。「キャンプ=不自然で人工的、大げさに誇張されたものを好むあり方」というだけあって、セレブたちの奇抜でハジけた装いが豊作だった。 「モスキーノ」のシャンデリアドレス(重さおよそ18kg!)に身を包んだケイティはその最たる例で、「『美女と野獣』のルミエールみたい」とネットは大いに盛り上がった。
ケイティはその後、会場内でなんとハンバーガーに衣装替え! 頭にオードブルピンまでつける徹底ぶりで、レベルの違いを見せつけた。
ジャレッド・レト(2019)
クリスタルがきらめく血のような赤の「グッチ」のガウンをまとい、なんと自分そっくりの“生首”を抱えてやって来たジャレッド。キャンプすぎるこの強烈なビジュアルは、間違いなく多くの人の記憶に残ったはず。