草月会県支部がいけばな展 いよてつ高島屋で13日まで(愛媛)
個性を生かした自由な表現を追求する草月流の「草月いけばな展」が11日、松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋で始まり、多彩な作品が訪れた人の目を楽しませている。13日まで。 草月会県支部の会員52人が出展。テーマは「百人一花」で、会員がそれぞれの感性で素材と向き合い1点ずつ作品を仕上げた。 葉が生い茂り生命力を感じさせるアセビを大胆に配しつつ、スタイリッシュな菊や青柿でバランスを整えたり、換気扇フィルターの白い布を絡めて雲龍柳が雲の中に浮かぶように見せたり、個性豊かな花材の組み合わせが多く見られた。
愛媛新聞社