瀬戸大橋で列車立ち往生 JR四国社長が陳謝「救出を最優先すべきだった」非常時のマニュアル改善へ
11月10日に瀬戸大橋でJRの列車が立ち往生しました。JR四国の四之宮和幸社長は救出が遅れたことを改めて陳謝し、マニュアルの改善などを行うと話しました。 【写真】救出が遅れた理由となった「渡り板」
(JR四国/四之宮和幸 社長) 「長時間列車の中でお待ちいただいたお客さま、運行再開が時間かかりまして、大変ご迷惑をお掛けしたことにつきまして、改めておわび申し上げます」 11月10日、JR瀬戸大橋線の架線が切れ、高松発・岡山行きの快速マリンライナーが瀬戸大橋の上で立ち往生しました。乗客150人は救出までの約6時間列車に閉じ込められました。 救出が遅れたことについてJR四国は、救出に使う「渡り板」が児島駅の決められた場所になかったことが理由だとしています。 26日の会見で四之宮社長は「乗客を乗せた状態で列車を移動させることを優先したが、救出を最優先すべきだった」と陳謝しました。そして非常時のマニュアルを改善するほか、JR西日本との連携について話し合うとしました。
KSB瀬戸内海放送