佐々木蔵之介、齋藤飛鳥は「老後安泰のお守り」 父娘役の共演でべた褒め「とても芯が強くて努力家」
俳優の佐々木蔵之介、齋藤飛鳥が20日、都内で行われた『映画 マイホームヒーロー』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。同作最後のイベントとなり、佐々木から娘役の齋藤へメッセージが贈られた。 【写真】キュートなワンピース姿の齋藤飛鳥 2017年より「ヤングマガジン」(講談社)にて連載中の同名漫画(原作:山川直輝、作画:朝基まさし)が原作。連続ドラマでは、どこにでもいる普通の父親が娘のDV彼氏を殺してしまう衝撃の場面から始まり、殺した彼氏が所属する半グレ組織から狙われる、命がけの騙し合いが描かれた。 映画では、その7年後が舞台。半グレ組織・間野会のトップであり最狂のラスボスから執拗に狙われることになり、さらには警察官となった娘からも疑いの目が向けられる。 佐々木は、“娘を守るために殺人犯になった父”鳥栖哲雄を演じ、齋藤は何も知らない娘・零花を演じた。映画では2人っきりのシーンが多かったという佐々木と齋藤。佐々木は「結構緊迫したシーンが多かったんですけど、僕は“父と娘”ですごく居心地が良かった」とほほ笑む。 齋藤について佐々木は「とても芯が強くて努力家なんですけど、表では控えめに、すごく謙虚なんですよ。役では僕が娘を守ってるって言ったけど、むしろ守られているなと思ってて。これだけの芝居ができるから、これから飛鳥ちゃんはたくさん作品に出ていくと思うんですけど、僕は飛鳥ちゃんを老後安泰のお守りだと思って見ていようと思います(笑)」と照れつつ“娘”への思いを語った。 齋藤は「えーうれしい!」と喜び、イベントの最後には“父”である佐々木へ花束を渡すことに。齋藤は「蔵之介さんは、もうずっといろんな作品に出ていらっしゃるのに、現場でもいつも原作を読みながらせりふの練習をしてたり、どういう動きにしようかなって自分で考えてらっしゃる姿を見て、こんな一流の人でも、お芝居を突き詰めようと思ったらもっともっと突き詰められるんだなってすごく勉強になりました。私はだらけてしまう癖があるので、これがお仕事をしっかりしている人なんだなってとても尊敬しました」とリスペクト。 さらに「ずっとお芝居ずっとしてほしいなって思うし、独り言もずっと大きい声でいてほしいなって(笑)。そのギャップがすごく好きになったので、ずっとそのままの蔵之介さんでいてほしいなと思ってます。お父さん、ありがとうございました!」と感謝を伝えた。佐々木も、娘を見るようなあたたかな笑みを浮かべていた。 舞台あいさつには高橋恭平(なにわ男子)、木村多江も登場した。