広島県立高教諭の私物PCから生徒532人分の個人情報流出 不正アクセス被害か
広島県教委は1日、県立広島工業高教諭の私物のパソコンから、過去に勤務した3校の生徒延べ532人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。名前やテストの点数が含まれており、不正アクセスの被害を受けたとしている。 【画像】記者会見で生徒の個人情報流出の可能性を謝罪する広島県教委の担当者 県教委によると、流出の恐れがあるのは、生徒の名前や学年、クラスの座席表など。内訳は安古市高307人▽祇園北高215人▽廿日市高10人で、安古市高の265人分にはテストの点数もあったという。 教諭が2月24日、自宅で不正アクセス被害に遭い、私物のパソコンを遠隔操作されたという。生徒の個人情報は、教諭が県教委の内規に反し、無許可で私物のパソコンにメール送信していた。高校教育指導課は「大変重く受け止めている。再発防止に努めたい」としている。
中国新聞社