『オーメン：ザ・ファースト』の恐怖の世界観を表す9種の海外版ポスターも！

“悪魔の子”ダミアンはいったいどのようにして誕生したのか？1970年代のオカルトホラー映画ブームを牽引したレジェンド的作品『オーメン』(76)の前日譚を描く『オーメン：ザ・ファースト』がついに本日4月5日に公開を迎えた。それにあわせてこのたび、第1作が公開された約半世紀前に収録された貴重なインタビューと本作とのつながりがわかるフィーチャーレット映像、そして海外版ポスターが解禁された。 【写真を見る】“悪魔の子”ダミアンが辿った苦悩と闘争の道のりとは 物語の舞台はイタリア・ローマに位置するとある教会。奉仕生活を始めるためにやってきたアメリカ人修練生のマーガレット(ネル・タイガー・フリー)は、修道院に預けられた少女カルリータ(ニコール・ソラス)と出会う。彼女の周囲ではなぜか不自然な連続死が起こり、その元凶とみなされ孤立していた。そんなカルリータに自分の過去を重ね合わせていくマーガレットは、教会が恐怖で人々を支配すべく“悪の化身”を誕生させようとしていることを知り、それを阻止しようと動くのだが…。 このたび解禁された映像は、オカルトホラー映画ブームのまっただなかに公開された第1作『オーメン』の上映劇場に人々が駆け込む公開当時の様子からはじまる。ダミアンを引き取るアメリカ人外交官を演じた名優グレゴリー・ペックが「人々の正気を失わせる試みでした」と語り、リチャード・ドナー監督は「ホラーを変えた非凡な作品。着想が実に見事でした」と手応えをにじませる。さらに当時世界中を恐怖に陥れた衝撃的なシーンの数々が収められており、最新作を観る前の予習にぴったりだ。 また、あわせて解禁された『オーメン：ザ・ファースト』の海外版ポスターは全部で9種類。第1作のポスターデザインからインスパイアされたものから、映画の舞台となる教会を連想されるステンドグラス調のもの、さらに悪魔の数字“666”を印象的に表現したものなど、多種多様なデザインとなっている。ついに明らかにされる「オーメン」シリーズの原点を、是非とも劇場で目撃してほしい。 文/久保田 和馬