前田公輝、初主演ミュージカル「台本読んで初めてちゃんと泣きました」
俳優、前田公輝（33）が6日、大阪市内で初主演ミュージカル「ミセン」（来年1月10～14日、大阪・新歌舞伎座）の取材会に出席した。 韓国のウェブコミックで累計300万部の大ヒットし、2014年にはドラマ化され、韓国ドラマ賞を総なめにし、「ミセンシンドローム」と呼ばれるほどの社会現象を起こした傑作。今回、初の舞台化となり、前田は囲碁のプロ棋士になる夢が絶たれ、商社のインターンとして働くことになる主人公のチャン・グレ役を演じる。「今まで台本読んで、心温まることはありますが、今回は初めてちゃんと泣きました。それを主演としてちょっとでも体現したい」と意気込みを語った。 今年は日本テレビ系「私をもらって」で主演を飾るなど、充実した年になり、「ずっと仕事をさせていただける幸せを20代前半は思い描いていて、目指すべきところ、一度は憧れるのが主演。自分が思い描いていた以上に返ってきて、感謝しかない1年」と振り返った。 しかし、「ただ、一時のものになる可能性もあるので、継続させるためには僕自身が成長していかないと」と気を引き締めた。
