首位インテルに逆転負けも…ローマ指揮官デ・ロッシ「選手を心から誇りに思う」|セリエA
ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が、インテル戦を振り返った。 ジョゼ・モウリーニョ前監督の退任後、選手として18年間プレーした愛するローマの指揮官に就任したデ・ロッシ監督。就任後のセリエAでは3連勝と良いムードの中、10日には首位インテルとの大一番を迎えた。 ホームの大歓声を受ける中で17分に失点したローマだったが、28分にはマンチーニ、44分にはエル・シャーラウィがネットを揺らして逆転に成功する。しかし後半頭に2失点を喫すると、終了間際にダメ押し点を許し、2-4で敗れている。 デ・ロッシ監督は試合後、会見で試合について「我々は良いプレーができたと思う」とし、以下のように振り返った。 「この試合から得られるポジティブな要素はたくさんあると思うが、同時に学ばなければならないこともたくさんある。トップチームと争いたいなら警戒を緩めてはいけないんだ。彼らはレベルの高いチームであり、必ずや戦ってくるからね」 「試合の大部分で互角だったと思っている。後半頭など相手が主導権を握った時間はあったが、我々がそうできた時間もあった。いずれにせよ、選手の姿勢に誇りを持っているよ。全力を尽くし、ファンもそれは認めている。ファンが努力を認めてくれたことは大きな意味がある。彼らは単に背中を押してあげるだけのためにそうするわけじゃないんだ」 「選手は強力な相手に対して本物のチームであるかのようにプレーしてくれた。心から誇りに思う。我々は正しい道を進んでいると考えているよ」