レイカーズ、ロス山火事の影響から6日ぶりに試合再開 試合前には選手たちが特別Tシャツを着用して練習
◇NBA レイカーズースパーズ(2025年1月13日 クリプト・ドットコム・アリーナ) 【写真】レイカーズの本拠地クリプト・ドットコム・アリーナで映し出されたメッセージ NBAレイカーズは、13日(日本時間14日)に本拠地でスパーズと対戦。ロサンゼルス地域に大きな被害をもたらしている山火事の発生後、初の試合となった。 山火事は7日(同8日)、ロサンゼルス西部や北部近郊で発生。その影響でレイカーズは9日(同10日)のホーネッツ戦と11日(同12日)のスパーズ戦が延期となった。山火事の救援活動を支援するため、13、15、17日のホームゲームで募金を行うと発表。歯ブラシや携帯電話の充電器、お菓子や水など生活必需品の提供も求める。14日から18日までは同チームの練習施設でも寄付を受け付ける。 この日のスパーズ戦で、試合前練習から選手たちは「THANK YOU FIRST RESPONDERS」という言葉とレイカーズのロゴが入った特別Tシャツを着用して、6日ぶりの試合再開となった。 試合前の公式記者会見で、今回の山火事の影響で自宅が全焼したレイカーズのJJ・レディック監督は「スポーツは、チームや組織が街とつながりを持ち、ファンがチームとのつながりを感じているときに、本当にうまくいく。そして、それはある種の永遠の循環の中に流れていくのです」とロサンゼルスのコミュニティのためにこの試合を捧げることを誓っていた。