台風や梅雨のシーズンに備えて 垂水市 災害危険箇所を点検 鹿児島
鹿児島放送
本格的な台風や梅雨のシーズンを前に垂水市では、災害危険箇所などの防災点検が行われました。 垂水市では市の職員や消防・警察などおよそ20人が参加して3カ所の防災点検を行いました。 点検したのは、過去に災害があった場所や災害の恐れがある場所などで、そのうちのひとつが、県の特定農業用ため池に指定されている「米山溜池」です。 大雨などで決壊した場合に周辺の区域に被害を及ぼす恐れがあり、今後廃止される計画です。 また、2020年の梅雨時期の豪雨で、山腹が崩壊した浜平高尾ノ下地区などの点検も行われました。 この地区では、現在、対策工事が進められています。 ■垂水市 尾脇雅弥 市長 「色んな想定をしながら、その年々の現場の課題を見ながら対応していくことを確認するということが、この防災点検だと認識をしております」 垂水市では、災害に備え、小学校区ごとに地区の防災計画を作り、訓練に取り組んでいます。