女川原発が13年余ぶりに再稼働 東通原発は見通せないなか村長は…
RAB青森放送
宮城県にある東北電力の女川原発2号機がきのう夜、再稼働しました。 東通村の畑中村長は、同じ東北電力の東通原発について再稼働に向けた取り組みの加速化に期待感を示しました。 ★東通村 畑中稔朗村長 「当然、東通原子力1号機も当然再稼働に向けて。これを機に大きな加速がするものと、取り組みが加速するものと期待をしておりますので、それがぶれないように1日も早く再稼働というものが村民の悲願でもございますので そこは会社としてもしっかりとこれ以上に取り組んでいただきたいと思っております」 東通村の畑中稔朗村長は、女川原発2号機の再稼働を受けてこのように述べました。 東北電力の女川原発2号機は東日本大震災で被災し運転を止めてから、13年あまりを経てきのう夜、再稼働されました。 震災以降再稼働した原発は、これまで全国で12基ですが、東通原発や事故を起こした福島第一原発と同じ「沸騰水型」の原発は女川原発が初めてです。 「沸騰水型」の東通原発は、震災前の定期点検以降運転を停止したままの状態で原子力規制委員会の審査が長引いています。 東北電力は東通原発の安全対策工事について、完了時期の目標を来年9月末をめどに示す方針です。