大谷翔平にシルバースラッガー賞…ナ・リーグDH部門、ア・リーグ含め通算2年連続3度目
【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ機構は12日(日本時間13日)、ポジション別に最も打撃に優れた選手に贈られる「シルバースラッガー賞」の受賞者を発表し、ドジャースの大谷翔平が、ナ・リーグ指名打者(DH)部門で初受賞を果たした。エンゼルスでプレーした2021、23年にア・リーグDH部門で選ばれており、通算で2年連続3度目の受賞となった。ナ・リーグ外野手部門で候補入りしたカブスの鈴木誠也は受賞を逃した。
同賞は各チームの監督、コーチの投票で選出される。移籍1年目の大谷は今季、打率3割1分、54本塁打、130打点で2年連続の本塁打王と日本人初の打点王の2冠、59盗塁で史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した。
日本人選手は大谷のほか、これまでイチロー(マリナーズなど)が2001、07、09年にア・リーグ外野手部門で受賞している。