左から大沢一菜、綾瀬はるか、森井勇佑監督

　「第３７回東京国際映画祭」が２８日に開幕した。１１月６日までの期間中は世界中から集まった大作からアート作品の映画が、東京・日比谷、銀座、有楽町エリアの映画館で観賞できる。レッドカーペットには、山田孝之（４１）、綾瀬はるか（３９）、松坂桃李（３６）、米倉涼子（４９）といった豪華俳優陣が登場。続けてオープニングセレモニーが開催された。 　東京ミッドタウン日比谷で行われたレッドカーペットのトップバッターには、オープニング作品「十一人の賊軍」の山田孝之、仲野太賀（３１）らキャストらが登場。代表して白石和彌監督（４９）が「映画祭も盛り上がってほしいし、今時代劇が世界的にもきっと大ブームが訪れる直前だと思うので世界の人たちに届けたい」と作品をアピールした。 　「ガラ・セレクション部門」上映作の「雪の花　―ともに在りて―」は、松坂桃李、芳根京子（２７）らが登場。芳根は晴れ着姿でセレモニー気分をいっそう盛り上げた。 　「劇映画　孤独のグルメ」は松重豊（６１）が一人で登場。長身にオシャレなスーツがよく似合い、はにかみながら写真撮影に応じた。

米倉涼子（左）と岸部一徳

　「ルート２９」は、主演の綾瀬はるか、大沢一菜（１３）らが登場。綾瀬は「今回は物語で一緒に旅した一菜（かな）ちゃんと監督とお祭り気分で楽しんで歩きたい」と笑顔を見せた。 　「ウィメンズ・エンパワーメント部門」上映作の「劇場版　ドクターＸ」は、主演の米倉涼子、岸部一徳（７７）が登場。米倉は笑顔で「どうぞよろしくお願いします」と短くメッセージを寄せた。