<WBC速報>侍Jがイスラエルを破り無傷6連勝で決勝R進出決定!
筒香の一発で火がついたのか、日本が、この回をビッグイニングにした。内川の四球、坂本のヒットなどでチャンスを広げ、一死一、二塁から「一打席目はチャンスを逃していたので、しっかり集中して取り返す気持ちでいきました」という松田(ソフトバンク)がレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打で1点。二、三塁と続く追加点機に、小林の打球は、ピッチャー前への当たりそこねのゴロとなったが、これがラッキーな内野安打となり、もう1点。イスラエルは山田(ヤクルト)を迎え、敬遠で満塁策をとったが、ここまで2三振の菊池(広島)が、ライト前へ意地のタイムリー。イスラエルは投手を交代したが、青木(アストロズ)が押し出し死球。打者が一巡する猛攻で、この回5点を刻んだ。 日本は6回を平野(オリックス)。7回も回跨ぎさせたが一死から二塁打を打たれると、宮西(日ハム)にスイッチ。宮西が後続を許さず、大量リードをバックに8回を秋吉(ヤクルト)と無失点でつないだ。 日本は8回にも内川のタイムリーなどで3点を追加、9回には、牧田(西武)がストライク、ボールがハッキリして3点を失ったが、侍Jが確立しつつある勝利の方程式で、イスラエル打線を封じこめてアメリカ行きの切符を手に入れた。 決勝ラウンドは、ロスのドジャースタジアムでトーナメント方式で行われ、21、22日に準決勝、決勝戦は24日に行われる。