資産億超えリーマンが伝授、3つの「買いポイント」 高配当株で爆益狙う考え方とは?
新NISAが始まったことで、高まっている投資機運。しっかり儲けている人は、どんな考え方で投資してきたのでしょうか? 2023年10月時点で、1億4,300万円の資産を保有する兼業投資家・なのなのさんの書籍『月41万円の“不労所得”をもらう億リーマンが教える 「爆配当」株投資』より一部抜粋・再構成してお届けします。 資生堂「1500人早期退職」へ追い込んだ2つの元凶 ■新NISAで実践したい高配当スクリーニング 2024年から「新NISA」が始まりました。投資の利益が非課税になることは変わっていない一方、年間で投資できる上限金額が引きあがったり、非課税期間が無制限になったりするなど、従来のNISAよりも魅力的な制度となっています。
しかし、新NISAをきっかけに実際に株式投資を始めようとしてインターネットなどで色々と調べてみたのはいいものの、耳慣れない言葉が羅列していたことで、投資することをあきらめてしまった方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、投資初心者の方でも比較的簡単に取り組むことができる「高配当株」のご紹介をしたいと思います。 高配当株はどのようにして選べばよいのでしょうか。 ここからは、2023年6月現在、日本で上場している約3900社の中から、具体的にどのようにして高配当株を探し、買っていけばよいか、話していきたいと思います。
注目すべきポイントは「配当利回り」「業績」「増配」の3つです。それぞれ解説していきます。 ■高配当株の「買いポイント」 (1)配当利回りが4.0%以上であること まず、「配当利回り」についてです。配当利回りは購入した株価に対して、年間どれだけの配当を受け取ることができるかを示す数値です。この配当利回りについて、4.0%以上を買いの基準として設定することをお勧めします。 配当利回り4.0%以上を買いの基準とすることについて、根拠を説明することはなかなか難しいのですが、挙げるとすれば次の3つとなります。