（左から）テーマソングを制作した若林美樹さん、サンロード瓢箪山のキャラクター「ひょうたクン」

　近鉄奈良線・瓢箪山駅北側にある瓢箪山中央商店街（通称＝サンロード瓢箪山）のキャラクター「ひょうたクン」のテーマソング「ハイ☆タッチひょうたクン」のCDが5月3日から販売される。（東大阪経済新聞） 【写真】「ハイ☆タッチひょうたクン」のCDジャケット 　「ひょうたクン」は、ひょうたんの妖精の男の子で、性格は「元気いっぱいで好奇心旺盛」、趣味は歌を歌うこと。誕生日は3月6日。商店街や地域のイベントに参加し、商店街のPR活動をしている。 　瓢箪山中央商店街振興組合の西仲則夫理事長によると、これまで同商店街のテーマソングはあったが、ひょうたクンのテーマソングはなかったため、「子どもたちと一緒に踊れる曲を作りたい」との思いから、瓢箪山になじみ深いシンガー・ソングライターの若林美樹さんにテーマソング制作を依頼したという。 　楽曲制作に当たり、若林さんは「ひょうたクンが歩いていたら街の人がハイタッチしてくれたらいいなと、『ハイ☆タッチひょうたクン』のワードがすぐに出てきたので、聞いているだけで楽しくなる曲を作りたいと思った。歌詞には、商店街で楽しそうにお買い物をしているひょうたクンを書いた」と話す。「テーマソングを作る際は1回で覚えられる曲にこだわっている。ショッピングセンターなどで流れているような、かわいらしさと懐かしさを感じられる曲に仕上げた」という。 　CDジャケットのデザインも若林さんが手がけ、カラフルな色に星をちりばめた背景に、ひょうたクンのイラストと商店街のアーケードを描いた。「無病息災を意味する6つの瓢箪など、アーケードの装飾を忠実に再現した。ジャケットの裏面にはアーケードの反対側の入り口をデザインした」と若林さん。 　完成した曲の振り付けは、リズム体操インストラクターの西仲悠未さんが考えた。西仲理事長は「これから地域の幼稚園や小学校を訪問し、踊りを教える予定。何年か続けて地域の子どもたちみんなが踊れるようになれば」と目を細める。 　価格は1,100円。同商店街内の「サンチップ情報プラザ」（平日10時～17時）で販売する。