勤務先の社長宅で玄関にあった『57万円』入り財布盗む…32歳塗装工の男を再逮捕 「そこまでの額を盗んでいない」…逃走中に強盗致傷事件起こし道外脱出を図るも逮捕
札幌市内の作業用品店で強盗事件を起こし逮捕されていた32歳の男が、勤務先社長の財布を盗んでいたとして再逮捕されました。 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、住所不定、32歳の塗装工の男です。 男は2023年11月7日夕方にかけて、北海道岩見沢市内にある勤務先の40代男性社長宅で、現金約57万円やキャッシュカードなど10点が入った長財布を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと社長宅は勤務先の事業所も兼ねていて、事件当時男は仕事道具を取りに行くため出入りしていました。 男は玄関に置かれていた社長のバッグの中を物色し財布を盗み出していたということです。 財布がなくなっていることに気づいた社長は、男が財布を持ち去ったとみて本人を問い詰めましたが、男は逃走し行方が分からなくなっていました。 男はこの事件から2週間後、札幌市白石区の作業用品店で「ベルト」を万引きした上、店員に暴行しケガをさせる事件を起こし現場から逃走。 約3か月後の3月5日、北海道外へ逃亡しようと男が小樽市内のフェリーターミナルからフェリーに乗ろうとしていたところを警察に見つかり「強盗致傷」容疑で逮捕されていました。 その後の捜査で男が社長の財布を盗んだ容疑も固まり、3月28日に窃盗容疑で再逮捕されました。 調べに男は財布を盗んだことは認めているものの「そこまでの額を盗んでいない」などと盗んだ金額については容疑事実を否認しているということです。 警察は男が金に困って事件を起こした可能性があるとみて、動機などを詳しく調べることにしています。
UHB 北海道文化放送
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