中日2連勝、倉敷で阪神破って最下位脱出 板山祐太郎が古巣撃ち、貴重な決勝打に 先発小笠原は1カ月ぶり白星で今季3勝目
◇25日 阪神0―1中日(倉敷) 中日は接戦を勝ち切って2連勝。今季30勝に到達し、借金を4に戻した。5位タイで並んでいたヤクルトが敗れたことで15日以来、10日ぶりに最下位を脱出した。 試合は先発の小笠原と才木の投手戦で7回まで両チーム無得点。8回に2死から田中が一塁線を破る三塁打でチャンスメークすると「3番・一塁」でスタメン出場した板山が、才木のカウント1ボール1ストライクから3球目のスライダーを右前に運んだ。古巣相手に均衡を破る貴重な先制適時打で、力投を続けていた小笠原に援護点をもたらした。 小笠原は7イニングを5安打無失点と好投。約1カ月ぶりとなる白星で今季3勝目(6敗)を手にした。
中日スポーツ