高知県香南市夜須町では、冬に食べられるスイカの出荷作業が大詰めを迎えています。 冬なのにとってもみずみずしくておいしいスイカ！香南市夜須町の特産「ルナピエナ」を樺山夏帆アナウンサーが取材しました。 特徴は甘みの強さと、爽やかなその香り。 夜須町では今6軒の生産者がルナピエナを作っています。 生産者の一人、古井勇一さんです。 ■古井勇一さん 「全国でも珍しい空中立体栽培をしてる」 ルナピエナのおいしさの秘密はこの栽培方法。スイカをビニールのヒモで吊るし、宙に浮いた状態で育てることでスイカが太陽の光をまんべんなく浴びられるよう工夫しています。 ■樺山夏帆アナウンサー 「太陽の光、確かにしっかり当たってますね。夜須町のどんなところが冬のスイカ栽培に向いている？」 ■古井さん 「気候がぬくいし、光もよく当たるので、高糖度のスイカになる」 日照時間が長いことで知られる夜須町だからこそ、冬でも美味しいスイカができるんです。 また、甘みがぎゅっと詰まったスイカに仕上げるために一つの苗からたった一玉しか生産しないことも、おいしさの秘密です。 一方、古井さんが食べごろを判断するときにポイントにしているのが、音だそうです。 ■樺山アナウンサー 「どうやっておいしいスイカを見極めたらいい？」 ■古井さん 「低めの音が響いたら食べごろ」 皆さんも参考にしてみてください。ほかにも、おいしいスイカの見分け方があるそうです。 ■古井さん 「（てっぺんが）へこんじょったら熟れちゅう」 一玉4000円前後という高級なスイカ・ルナピエナ。 ■古井さん 「立体空中栽培という珍しい栽培方法で、高品質・高糖度なスイカに仕上がっている。贈答用にも向いている家族みんなで味わってほしい」 香南市夜須町が誇る、冬に楽しめる甘ーいスイカ・ルナピエナ。 高知の野菜や果物の通販サイト「とさごろ」や、直販所「やすらぎ市」で購入することができます。 ぜひ皆さんも、味わってみてくださいね。