『息を殺して』『泳ぎすぎた夜』の五十嵐耕平監督最新作 人生のかけがえない瞬間を鮮やかに記録した物語 映画『SUPER HAPPY FOREVER』
『息を殺して』『泳ぎすぎた夜』の五十嵐耕平監督による最新作、映画『SUPER HAPPY FOREVER』の特報映像、ティザービジュアルが公開された。 第67回ロカルノ国際映画祭新鋭監督コンペティション部門に正式出品された『息を殺して』や、第74回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に正式出品された『泳ぎすぎた夜』など、世界が注目する俊英・五十嵐耕平監督の長編最新作となる本作は、昨年開催された第71回サン・セバスティアン国際映画祭でプレミア上映された短編映画『水魚之交』をもとに製作された長編映画。 あるリゾート地を5年ぶりに訪れた幼馴染の佐野と宮田が、佐野の亡き妻・凪と出会った思い出の場所を巡りながら、かつて失くした赤い帽子を探すことから始まるひと夏の物語。 佐野を演じるのは『TOCKA [タスカー]』や『愛にイナズマ』『浜の朝日の嘘つきどもと』などに出演した佐野弘樹。幼馴染の宮田役には「TOKYO VICE Season2」や『悪は存在しない』へ出演し、『水魚之交』では主演を務めた宮田佳典。そして、今泉力哉監督『猫は逃げた』で注目され、近年では『走れない人の走り方』などへの出演でも知られる山本奈衣瑠が凪を演じる。 また、『泳ぎすぎた夜』でのタッグも記憶に新しいダミアン・マニヴェルも共同プロデューサーとして参加。ポストプロダクションをフランスで行うなど、日仏合作で製作が進められた。 ▼五十嵐耕平(監督) 『SUPER HAPPY FOREVER』を一緒に作った俳優・スタッフの、映画を作るその姿勢にはただただ尊敬しかありません。彼らの素晴らしい仕事と、協力していただいたみなさんのお力によって、いい映画ができたと思います。撮影中毎日、芝居と、空間と、それを見る視線に心が揺さぶられるような日々でした。少なくとも自分にとっては、みんなの人生に触れるような特別で幸福な経験だったと思います。観客のみなさんにとっても、この映画を観ることが、誰かの人生の一片に触れるような体験になることを願っています。 映画『SUPER HAPPY FOREVER』は、2024年9月27日(金)より全国順次ロードショー。
otocoto編集部