「虎-1グランプリ」優勝! 阪神を愛する島田一の介、夢のファーストピッチ投球へ 吉本シン新喜劇
吉本新喜劇の若手座員やオススメのイベントなどをつづっているこのコラム。今回は突然、超ベテラン座員にスポットを当てます。スポットを当てずとも、(頭が)キラリと輝く師匠、島田一の介です。 阪神タイガースを40年近く愛する一の介は9月、タイガースが開催する「タイガースを題材にしたネタ」で、タイガースファンを笑わせる大会「虎-1グランプリ」に、同じくタイガースをこよなく愛する座員、諸見里大介と伊丹祐貴とのユニットで出場。並み居る人気芸人を制して、見事優勝したのです! 若手芸人に交ざっての賞レース。師匠クラスの芸人はたった一人。「70過ぎのワシが出ていいのかな…と思っていたけど、ものすごく楽しかった!」とニコニコで、「誘ってくれたモロ(諸見里)に感謝している」と語ります。 優勝特典の一つとして、今月23日に開催される「ファン感謝デー」への出演権をゲットした3人。しかし一の介は、仕事の都合で出演できないそうです。 地元が甲子園球場の近くで、子供の頃からタイガースファンの伊丹は、感謝祭への出演に「夢のよう。大暴れしてきます!」と、一の介の分までやる気満々。諸見里は「師匠の代わりに『ピッカリビーム』してきます!」と、一の介のギャグをやる気満々。 「残念だなあ…」とこぼす一の介ですが、「優勝特典には『ファーストピッチ(始球式)投球権』もある。ファーストピッチはワシがやるねん!」と、子供のような笑顔を見せます。 「モロと伊丹に、優勝賞金はあげるからファーストピッチはさせてくれ、とお願いした。ボールが届くか心配やけど、中学時代は野球部やったし大丈夫なはず」と今からワクワク。「まだ日程は決まってないけど、それまでに練習しとくぞ!」と気合十分でした。 私たち座員も、師匠がマウンドに立って投球する姿が楽しみでなりません。どうか、けがだけはしないようにお願いします! ベテラン座員の元気さには驚くことばかり。私たちも負けないよう精進するのみです!(吉本新喜劇座員・芸人ライター 吉岡友見)