『北斗の拳』40周年 原哲夫「一番描きたかったマンガ」 色あせない作品の魅力
また、ケンシロウの胸に刻まれた北斗七星をかたどった7つの傷は、最初はファッションでつけただけだったそうで、のちに宿敵・シンにつけられた意味のある傷になったということです。
さらに、原画展には『北斗の拳』の世界観を体験できる映えスポットがあります。ケンシロウの前に立ちはだかった、その巨体を武器にする難敵・ハートのおなかが再現され、ケンシロウのように北斗神拳を試すことができます。
ケンシロウを1度は返り討ちにした、“南斗鳳凰(ほうおう)拳”の使い手、サウザー。その強大さを感じ取れるサウザーの玉座も再現されていました。
作品への思いについて、原さんは「僕の中では、『北斗の拳』が一番描きたかったマンガだったので、ずっと残るように、またこの先も楽しみにしていただければと思います」と、ファンと同じ思いであることを明かしました。