会議中のメモを「スマホ」で取るのはNG? 実際「紙にメモ」よりスマホのほうが効率的なの? メリット・デメリットもあわせて解説
スマホ利用は状況に応じて許可しよう
ただスマホを一切使わないのは現実的ではないかもしれません。状況に応じて使い分けることが大切です。 例えば以下のようなルールを社内で検討するとよいでしょう。 ●社内の会議や一般的な打ち合わせ程度なら、スマホでのメモを許可 ●取引先との商談や重要な会議では、紙のメモ帳を使用 ●機密情報はスマホには保存せず、専用ノートに記録 ●会社支給のスマホのみ利用可能 ●スマホでメモをする際は事前に申告が必要 スマホの普及で働き方は変わりつつあります。個人のスマホであっても、プライベートな利用に限らず、仕事上でも活用しようとする若者はいるでしょう。「人前で携帯やスマホを触ることは失礼なこと」と言われてきた中高年世代にとっては、育ってきた時代背景が異なるため、すぐに理解するのは難しいかもしれせん。 そこで、時代変化に合わせつつ、リスクを最小限に抑えるためのルール作りが欠かせません。ルールを周知徹底し、全社員で理解を深めることが何より重要です。 スマホを利用する部下に対しては、スマホでメモを取る際のリスクと注意点をしっかりと伝え、紙とペンによる手書きのメモも併用するように指導するとよいでしょう。 出典 ソニー生命 社会人1年目と2年目の意識調査2024 執筆者:渡邉志帆 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部