<ラグビー>来日したオールブラックスは大物揃い
11月2日に秩父宮ラグビー場で、日本代表は世界最強のオールブラックス(ニュージーランド代表)とのテストマッチが行われます。今回、来日したオールブラックスのメンバーは、現役での世界最多キャップ(国際試合出場数1位)を誇るリッチー・マコウ選手や、最多得点の世界記録保持者のダン・カーター選手をはじめ、多くの大物選手が出場を予定しています。 「若手を試す場」として位置付けているものの、初のメンバー入りは、先発メンバーでロックのドミニク・バード選手とウィングのフランク・ハライ選手の2人のみ。リザーブ選手を含めてもわずかに4人しかいません。一方で、直近のテストマッチ(国際試合)5試合に先発した選手9人とリザーブ入りした選手4人が日本代表戦の先発メンバーに名を連ねています。 これまで来日する海外の強豪チームは、若手中心であったり、レギュラークラスが不在だったりするケースが一般的でした。今年6月に来日し、日本代表が歴史的勝利を飾ったウェールズ戦でも、主力選手は英国とアイルランドの選抜チーム(ブリティッシュ&アイルランド・ライオンズ)の遠征に帯同していたため、日本戦は不在でした。そういう意味では、今回のオールブラックスは、かつてない最強軍団が来日した、ということになります。