【RISE】計量に現れず試合中止の山口侑馬について兄の裕人が説明「しっかり謝らせたい」
「RISEワールドシリーズ2024大阪大会」の前日公式計量に現れず、試合が中止となった山口侑馬(29=道化倶楽部)について、兄の山口裕人(32=道化倶楽部)が16日にYouTubeに投稿した動画で言及した。 同大会の第4試合で行われる予定だったオープンフィンガーグローブマッチ(-63キロ契約3分3R)の山口侑馬(道化倶楽部)VS山畑雄摩(心将塾)は、侑馬が前日計量に現れなかったため中止となった。公式記録は、侑馬は失格で山畑の不戦勝。山畑はこの試合が引退試合だったため、RISE伊藤代表は代替試合のプランをいくつも打診したが、山畑の6月15日に引退したいという気持ちが強く、同大会のリングで引退式が行われた。 侑馬本人は16日までに自らのXに「連絡くれた人 返事返せてないけど生きてるよー。ご迷惑、心配おかけしました。ゆうまくん(対戦相手の山畑雄摩)ごめんなさい。また土下座しにジムお邪魔します。プロ失格の弟は一足先に格闘技辞めます」と書き込んで、引退を示唆していた。 裕人は「試合の件と今後の山口兄弟について」と題した動画で、侑馬の計量前後の状況を、本人から聞いた話をもとに説明した。「あいつ練習も2週間ぐらい来てなくて。何してんやろって。オレも試合あってそんなの気にしてられんから。で、計量の日になって7キロくらい(減量を)やるってなって。水抜きで前日に5キロ落として、当日、残り2キロくらいから(体重が)落ちんくて、ダウン(倒れた)みたいな。あいつパニック症とうつ病持ってるから、2週くらい練習来てなかった時も、でっかいパニック症が2回くらいあったらしくて。体動かせないから、それであいつは水抜きだけで(減量を)やろうとして」と話した。 裕人は続けて「(侑馬は)ほんまにやばかったんやと思うわ。でもまあ生きてたら」と兄として、侑馬が生きていたことに安堵(あんど)の表情を浮かべ、「申し訳ないけど、プロとして絶対やったらあかんことやけど。(山畑が所属する)心将塾は仲いいからオレ。(山畑)雄摩も一緒に練習してたし、仲良いから、謝ったりして。侑馬もジムに連れて行ってしっかり謝らせようと思う。今はまだそんな回復してないから。回復したら、全部ちゃんとやるんで。ほんますいませんでした」と謝罪した。 裕人は「山口兄弟はここでいったん終わったな。終わるところまで落ちた。こっからどうなるかわからへんけど。1回、侑馬とも会わなあかんしな」と話し、ファンからの激励コメントへの感謝も口にしていた。