高知市議会12月定例会が5日開会し、桑名市長は来年度（2025年）庁内に新たに「文化観光スポーツ部」などを新設することを表明しました。 5日開会した12月定例会には、一般会計の総額で42億7300万円の補正予算案と14の条例議案などが提出されました。 桑名市長は公約に掲げた施策の実現に向けた取り組みを加速させるため、来年度、庁内の組織改編を行うとしました。 桑名高知市長： 「文化やスポーツが持つ観光資源という側面にもスポットを当てた観光誘客にも取り組むため、文化・観光・スポーツの各部署を統合した『文化観光スポーツ部』を設置いたします」 観光をきっかけとした移住促進などをめざす「文化観光スポーツ部」の他、公共交通など市政全般の機動的な推進を図る「政策企画部」を新設します。部の新設は2014年に設置した「こども未来部」以来、11年ぶりです。 また桑名市長は就任からの1年を振り返りー 桑名高知市長： 「市民の皆様に寄り添う行政でありたいとの思いから、皆様の暮らしの間近でその声を丁寧にお聞きし、施策に反映させてまいりました。今後とも『オール高知市』体制で『ここで生まれ、育ち、生きていくことを誇りに思える』高知市をつくり上げてまいりたいと考えています」 高知市議会12月定例会は10日から個人質問が始まり、23日まで開かれます。