Jプロツアー2024、注目チームの今シーズンの体制を紹介!
宇都宮ブリッツェンはベテランが退団し、コロンビア2選手が加入
昨年、JCLで秋吉台カルストロードレースで5位に入った谷 順成が総合3位に入り、チームランキングも3位となった宇都宮ブリッツェン。今シーズンは4年ぶりにJプロツアーに参戦する。 昨シーズンをもって、中村魁斗が引退。チームの主力選手として活動した小野寺 玲がヴィクトワール広島へ、阿部嵩之と堀 孝明、小坂 光の3名が新チームのヴェロリアン松山へ移籍した。 今シーズンは新しく、プロコンチネンタルチームでの経験もあるルーベン・アコスタとジェシット・シエッラの2人のコロンビア人選手に加え、西村監督の高校の後輩でもある花田聖誠、育成チーム出身の大学生である菅野蒼羅、学生時代主要タイトルを総なめにした武山晃輔、競輪選手デビューを控え2年ぶりにチームに復帰する貝原涼太の4名が加入した。 チームの半数以上のメンバーが入れ替わり、外国人選手も増えた今シーズンは、昨シーズン果たせなかった勝利と、海外レースでの結果も狙っていく。
愛三工業レーシングチームに初川、加藤、北嶋が加入
昨年、岡本 隼が開幕戦の鹿屋肝属ロードレースと志布志クリテリウムで2連勝を決めスタートダッシュを決めた愛三工業レーシングチーム。その後のJプロツアーにおいては、前半戦の東日本ロードクラシックDay1で岡本が3位、西日本ロードクラシックで草場啓吾が2位に入る活躍があったものの、それ以降は表彰台がなく、岡本が個人総合7位、チーム総合は5位となった。 Jプロツアーに加えて、草場がチャレンジサイクルロードレースで優勝、ツールドおきなわで5位、岡本がおおいたいこいの道クリテリウムで優勝、山口ながとクリテリウムとTHE ROAD RACE TOKYOで2位、ジャパンカップで日本人最高位となる15位を獲得。チーム1年目の石上優大も全日本選手権で4位に入るなど活躍した。 今シーズンは、ベテランの鈴木 譲がヴェロリアン松山へ移籍した。シマノ鈴鹿ロードレースクラシックやTHE ROAD RACE TOKYO TAMAで3位に入った佐藤 健は、大学院生活と佐賀県代表として出場予定の佐賀国スポに専念することになった。 チームには新たに、昨年研修生として走った初川弘浩が正式加入。9月の群馬CSCロードレースDay2で4位に入った加藤辰之介と、インカレロードレースで4位に入った北嶋桂大の2人の大学生も加入する。 また監督を務めていた水谷壮宏がコフィディスに移ったことにより、これまで第2監督を務めていたメカニック出身の小松定俊が新たに監督に就任した。 チームの地元である中部地方の若い選手も加わり、今シーズンはさらなる活躍が楽しみだ。