齊藤京子が『ドラえもん誕生日SP』にゲスト出演「本当に夢のよう」上田誠脚本で古代ギリシャを舞台に描くタイムスペクタクル
9月7日(土)放送の『ドラえもん誕生日スペシャル』(テレビ朝日系 午後6時56分~7時54分)に、齊藤京子がゲスト出演することが決定した。 【写真】アフレコに挑戦する齊藤京子 ドラえもんの誕生日(2112年9月3日)を盛大にお祝いするべく放送される『ドラえもん誕生日スペシャル』。今年は『ドラえもん』シリーズ史上初となる“古代ギリシャ”を舞台に、のび太たちが大冒険を繰り広げるオリジナル中編エピソード「のび太とギリシャのケーキ伝説」を送る。 古代ギリシャの勇者テセウス役を人気声優・小林千晃が務めることが発表されているが、新たに齊藤京子が“吟遊詩人”役で出演することが決定した。齊藤がアニメ作品で声優を務めるのは、映画「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」(2023年)以来の2度目。『ドラえもん』に出演するのは初となる。 「のび太とギリシャのケーキ伝説」は、脚本家・上田誠がシナリオを手がけたタイムスペクタクル作品。ドラえもんにとびきりのバースデーケーキをプレゼントしたいと考えたのび太たちが、“世界で初めて誕生日ケーキが作られた”といわれる紀元前5世紀のギリシャへ。 ところが、タイムマシンを誤って操作したのび太がさらに1000年前、紀元前15世紀のギリシャに迷い込んだ上、牛の怪人・ミノタウロスのいけにえにされてしまうかもしれない大ピンチに。おびえまくるのび太の前に、テセウスという名の若者が現れる。 そんな謎とロマンに満ちた物語の鍵を握るのが、齊藤演じる吟遊詩人が弾き語りする歌。齊藤は卒業した日向坂46の楽曲とも、自身が大好きな昭和歌謡とも異なり、聴衆に“詩”を語りかけていくような、ゆったりとした旋律の新たな歌の世界にチャレンジする。 <齊藤京子 コメント> ◆『ドラえもん』誕生日スペシャルに出演が決まったときの率直なお気持ちを教えてください。 『ドラえもん』は幼いころからずっと見てきて、映画も見に行ったことのある作品。いつか自分が携わる日が来ると思っていなかったので、本当に夢のようでとてもうれしかったです。 ◆ストーリーのカギを握る歌を披露する“吟遊詩人”役を演じながら歌を披露しましたが、普段の歌唱と違うところはありましたか? いつもの私とはまったく違う歌い方で、吟遊詩人に成り切って歌わせていただきました。発声の仕方も歌い方もこれまでと違うので、ファンの皆さんが聴いたら一瞬で“あれ?”ってなるような、いつもと違う形の歌をお届けできるんじゃないかなと思います。 このような楽曲を歌うのが初めてだったので不安でしたが、本番で一回歌わせていただいたら監督さんをはじめ、スタッフの皆さんがほめてくださったのが自信になり、楽しく歌わせていただきました。 ◆声優としてせりふもありましたが、そのアフレコはいかがでしたか? 歌だけでもうれしいのに、『ドラえもん』の物語の中でせりふを言わせていただいたのが、とてもうれしかったです。今回、息遣いやリアクションのアドリブのような演技を初めて経験しましたが、これまでアニメや映画を見ていた中でもそういう息遣いはたくさんあったなと思って…。今まで気づかなかったところに気づいて勉強になりました。 ◆『ドラえもん』のひみつ道具で使ってみたいものは? あったらいいなと思うものは? 子供のころから“どこでもドア”が欲しかったのですが、今年の夏も暑いので、どこでもドアがあったらどれだけ幸せなんだろうと思います。どこでもドアはトップレベルに欲しいものなのでずっと憧れています。 あったらいいなと思うのは、魔法みたいにヘアメイクやコーディネートなど一瞬で美しく変身できるひみつ道具。メイク時間もなくていいので、ぜひ欲しいですね。女の子の憧れだなって思います。 ◆視聴者へのメッセージをお願いします。 『ドラえもん』に携わらせていただける日が来るなんて思っていなかったので、本当に光栄です。ずっとアフレコを楽しみにしていて、収録もすごく楽しかったので私もリアルタイムで放送を見たいと思います。愉快な作品になっていますので、みんなで一緒に楽しい夏のひとときを過ごせたらうれしいです。
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