伊藤健太郎 1月ドラマ主演…東京ラブストーリーのカンチ役と比較「女性に対する感覚が少し似ている」
大阪・関西テレビはこのほど、2025年1月9日から放送開始するドラマ「未恋~かくれぼっちたち~」(毎週木曜・深夜=カンテレ・FOD・TVer)の主人公・高坂健斗役を演じる俳優の伊藤健太郎の取材会を行った。 同ドラマは、伊藤演じる中堅出版社でコミック誌の編集者として働く健斗が「小説を書きたい」という思いを心に秘めながら、仕事や恋に揺れ動く姿を描くヒューマンドラマだ。 役どころについて伊藤は「一緒に仕事をしている人たちから『ミスターリスクヘッジ』と呼ばれるほど、仕事熱心でデキる男ではあるんですけど、他人に対して心を開かない部分があったり、かくれぼっちを体現している」と解説。演じる際に「恋愛のシーンは、見ている方があったかい気持ちになれるように、キュンキュンするような、初々しい感じを意識しながら演じた」と明かした。 伊藤は2021年に、1991年のフジテレビ系ドラマ「東京ラブストーリー」のリメーク版に永尾完治(通称・カンチ)役で出演した。 「カンチは優柔不断というか『どっち選ぶんだよ、お前』みたいな所があったキャラクター。今回の現場で健斗を演じさせていただいて、カンチの時に感じた、女性に対する感覚が少し似ていると思った」 健斗はカンチと比べると、物事を曲げて受け取る性格のようで「なんでそんなこと言っちゃうかな」ともどかしく思うシーンもあったという。 もっともカンチにしても健斗にしても、普通の男性と評した上で「普通を演じるって、すごく難しいこと。普通を演じる難しさをそこ(東ラブ)から学んだ」と話した。 最後に「健斗の成長を見守ってほしいな」とアピールした。
東スポWEB