センバツ覇者・健大高崎が決勝進出!天敵の前橋育英に6点差を追いつかれるも10年ぶり夏勝利!
<第106回全国高校野球選手権群馬大会:健大高崎 9―8 前橋育英>◇25日◇準決勝◇上毛新聞敷島球場 試合スコア&過去10年の健大高崎と前橋育英の夏直接対決結果 センバツ覇者・健大高崎が準決勝で天敵・前橋育英と対決し、9対8で勝利を収め、決勝に進出した。 頼みのエース左腕・佐藤 龍月投手(2年)が2回裏に2点を奪われる苦しい立ち上がりとなったが、3回表、4番箱山 遥人捕手(3年)が適時二塁打を放ち同点。5番斎藤 銀乃助外野手(3年)の適時打で勝ち越しに成功した。4回表も2本のタイムリーが飛び出し、追加点を加え、7回表にはバッテリーエラーで1点を追加し、9回には箱山の特大2ランで8対2とした。 そして3回からマウンドに登った石垣 元気投手(2年)が最速153キロをマークする剛速球を武器に8回まで無失点に抑えたが、9回に無死満塁のピンチを招いたところで降板。3番手に仲本 暖投手(3年)が登板したが、2点を奪われ、アウト1つもとれず、佐藤が再びマウンドへ上がった。しかし、流れを止められず、6点差を追いつかれ、試合は延長戦へ。 延長10回表、田中 陽翔内野手(3年)の適時打で1点を勝ち越し、この1点を佐藤が守りきった。前橋育英との直接対決では直近4連勝となったが、夏に限っては4連敗中で、2014年以来、10年ぶりの勝利となった。 決勝戦は27日、前橋商と樹徳の勝者と対戦する。