「すし県」PR策語り合う 富山でフォーラム、室井滋さん講演
地域が直面する課題について考える「Rethink(リシンク)フォーラム」が16日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で開かれ、県出身の俳優、室井滋さんらが、すしを軸にした富山のブランディング戦略と県民の幸福度向上について意見を交わした。 第1部は室井さんが「ふるさとをRethinkする」と題し講演。第2部は新田知事と日本青年会議所北陸信越地区富山ブロック協議会の三ノ宮一貴会長が加わりパネルディスカッションを行った。フリーアナウンサー廣川奈美子さんの司会で、県が掲げる「寿司(すし)と言えば、富山」の狙いやPR策を語り合った。 知事は「県外で富山の評価が上がることで、県民の誇りも高まる」と説明。室井さんはタクシーの社名表示灯の「すし型」への変更、三ノ宮会長はすしを食べてもらえるよう来県者への声かけを提案した。 約100人が参加。詳細は8月中旬の本紙に掲載する。北日本新聞社主催、Rethinkプロジェクト協賛。