「教えてくださいませ」

「実は、サブキャスターを務めるTBSの水野真裕美アナを駒田健吾アナに代えました。そして駒田アナが『スポーツご意見番』に加わったのです」 「スポーツご意見番」の冒頭、これまでに見たことのない可愛らしい膳場アナがいた。 膳場:あのー、最初に白状させていただきますと、ちょっとスポーツは、まだアレですので、色々と教えてくださいませ……。 「前任の関口さんも、ここ数年は特に、スポーツに対して知識が薄いトンチンカンなコメントが多いと指摘されていたので、膳場アナはそうなる前に駒田アナを加えることで対応したのでしょう。不得手なスポーツコーナーを無理に進行させると、関口さんの二の舞になりかねません。駒田アナの起用は“あっぱれ！”だったと思います」 　今後は膳場アナのコメントが賛否を呼ぶこともあるのだろうか。 「駒田アナがいることで、膳場アナのスポーツ音痴もキャラになり、好意的に受け取られるようになるかもしれません。彼女の場合、元NHKアナだけに滑舌は満点、スポーツ以外は完璧です。東大卒の才色兼備、不用意発言で炎上することも考えにくい」 　関口が勇退した前週の視聴率12・8％をも上回った。 「世帯視聴率ではなく営業が重視するコア視聴率（13～49歳の男女の個人視聴率）は1・4％で、裏番組の『シューイチ』（日本テレビ）の4・1％にトリプルスコアの差をつけられています。つまり、膳場アナに代わっても視聴者の若返りはなかったということです。それでも『サンモニ』スタッフは、このまま世帯視聴率は維持できると胸をなで下ろしていると思います。彼女の起用は成功でしょう」

デイリー新潮編集部