東京・宮城ふるさとプラザ後継店CF 再出発に期待、2824万円集まる 1月28日開店
「宮城ふるさとプラザ」の後継店を東京・日本橋茅場町に開設するための資金を募るクラウドファンディング(CF)は、最終的に目標の2000万円を大きく上回る2824万円が集まった。関係者は「多くの期待を背負って再出発する形になった」と気を引き締める。 CFはプラザを運営する県物産振興協会(仙台市)が昨年11月5日~12月27日に実施。目標額には12月20日午前に達した。寄付金は旧店舗の原状回復費や新設備購入費に充てる。 横田清志事務局長は「宮城の拠点を東京に残したいという思いに、多くの人が共感してくれた。応援を力に変えて宮城のPRをしていく」と力を込める。 東京・東池袋の旧店舗は、県がテナント料月約1000万円の支払いを打ち切るのに伴い昨年12月、閉店となった。後継店は今月28日にオープンする。 村井嘉浩知事は同8日の定例記者会見で、オープン日に訪れるかどうかを問われ、「まだ分からないが、開店すれば近いうちに顔を出したい」と述べた。
河北新報