《ブラジル》鳥取初の快挙、県人会が祝福=石破総理就任祝賀会5日に=名物おこわの慈善バザーも
自民党の石破茂氏が1日、鳥取県出身者として初めて総理大臣となった。同郷人の活躍にブラジル鳥取県人会(千田伊藤初美会長)も喜びに沸いている。同県人会では9月30日に石破氏宛に祝電を送り、今月5日(土)に総理就任記念祝賀会をサンパウロ市サウーデ区の鳥取ブラジル交流会館(R. Dona Cesária Fagundes 323)で開催することを決めた。同県人会の村信政幸副会長は「皆さん一緒に、お祝いしましょう!」と参加を呼び掛けている。同日同会場で慈善バザーも行われる。 9月30日、一連の案内のため、村信副会長が編集部を訪れた。村信副会長は石破氏の総理就任に対する県人の喜びぶりを語るとともに、石破氏に「新総理におかれましては、日本国の輝ける未来へ向かって、たぐいまれな見識とリーダーシップのもと、国民の皆さま並びに海外県人をお導きくださいますよう遠いブラジルよりお願い申し上げます」との祝辞を同日付で郵送した。 祝賀会は5日(土)午後3時に開始され、千田会長挨拶、総理就任映像鑑賞、鳥取名物「しゃんしゃん傘踊り」披露、本橋幹久県人会顧問による乾杯の音頭と万歳三唱、鳥取県民歌「沸きあがる力」斉唱を行う。石破氏の好物がカレーであることから、和牛を使った贅沢なカレーを「石破カレー」と命名し、参加者に振舞う。鳥取銘酒「鷹勇」(たかいさみ)、鳥取ウィスキーも供される。参加申し込み及び詳細は同県人会(電話11・2276・6032)まで。 慈善バザーは正午から午後5時まで行われ、おこわ(35レアル)やカレー牛丼(45レ)、お菓子などを販売。ビンゴなどのプログラムも用意されている。売り上げの一部は福祉団体「こどものその」に寄付される。