【NFL】昨季終盤の崩壊が2024年への「モチベーションを高める要因」になるとジャガーズHCペダーソン
ジャガーズが今夏に進めることになる大きな調整として、新守備コーディネーター(DC)ライアン・ニールセンのスキームに慣れることが挙げられる。ジャガーズ守備陣は昨シーズン終盤を通して苦戦を強いられていたが、そうした状況はチームがオフェンス面で直面していた逆境によってさらに悪化していた。
ペダーソンHCはニールセンDCのスキームによって、才能はあるものの、昨季にサック数(40回)でリーグ内25位に沈んだ守備陣のパスラッシュが改善されると考えている。相手クオーターバックを追いかけることでも、昨シーズンに27回のテイクアウェイを記録してNFL内5位タイにつけたユニットにはより多くのチャンスが生まれるだろう。
オフェンスは昨季、健康状態が良好なときは正しい方向に向かっていた。効果的なディフェンスはそうしたオフェンスに素晴らしい影響を与えるだろう。それらはすべて、昨季の失敗を過去のものにしようとするジャガーズが一貫して取り組んでいることの一部だ。
ペダーソンHCはディフェンスについて「フットボールチームに関しては信頼がすべてだと思う」と語り、こう続けている。「選手は仲間とコーチを頼らなければならないし、コーチはお互いに頼り合わないといけない。良い時だけではなく、悪い時もね。もちろん、去年はスタッフにいくつかの変更があったし、ライアン・ニールセンと彼のスタッフをディフェンスに迎え入れた。彼のディフェンスに対する新しいアプローチや、ジョシュ、トラヴォン(ウォーカー)、新たに加わったアームステッドといった選手たちが、パスラッシュにおいて本当に助けになってくれるだろうし、以前よりももっと良くなるはずだ。うちのディフェンスにはいくつかの違いが見られるはずだし、それらはすべてポジティブなものだと思う。だが、それと同時に私たちは前進していく上で、全員が同じ方向を向いて連携していく必要がある」