大相撲千秋楽 熱海富士の一番に県内各地から大きな声援が
静岡県出身力士として初めての優勝に挑んだ熱海富士。 大相撲千秋楽の26日熱海富士の一番に県内各地から 大きな声援が飛びました。 熱海市福祉センター 県勢初の幕内優勝をかけて迎えた、26日の大相撲九州場所千秋楽。 熱海市内の特設会場には地元出身の熱海富士を応援しようと多くの人の姿が・・・。 中には、熱海市在住の元歌手、橋幸夫さんや熱海富士の祖母・みさ子さん(73)の姿もありました。 先場所に続き、今場所も大注目となった熱海富士。 応援に駆け付けた人は・・・ 来場者: 「奇跡を信じて熱海からエールをたくさん送りたい。頑張ってほしいです。応援しています」 来場者: 「先場所、すごい本人も悔しいし、もちろん私たちファンも悔しかったので今度こそリベンジで勝ってもらいたい。優勝してもらいたい。頑張れ熱海富士!」
沼津市でも
一方、沼津市でも・・・ 白鳥衛記者 飛龍高等学校: 「熱海富士の母校、飛龍高校です。史上最速での優勝の瞬間を見ようと在校生が応援に駆けつけています!」 飛龍高校相撲部 副キャプテン 國次晃輔さん: 「本当に優勝してほしいという気持ちで、期待を込めて応援している。熱海富士の自分の相撲で思い切り当たって勝ってほしい」 飛龍高校相撲部 白坂湧人さん: 「自分の相撲を大関相手に取れるように頑張ってほしい」 地元、熱海市だけではなく母校の後輩たちからも熱いエールが送られます。
三島市では
さらに三島市では、この大一番を特別な感情で見守る人たちが…。 しんちゃん 飛龍高校に入学した熱海富士が、およそ半年間下宿をしていた三島市の飲食店「しんちゃん」です。 この日、応援に駆け付けたのは熱海富士も所属していた三島相撲クラブの関係者や地元の人たち、およそ30人。 実はこの食堂は、前回の九月場所を終え、静岡に凱旋した際にも熱海富士が立ち寄った思い出の食堂なんです。 光玉母食堂 めし しんちゃん 杉山美香女将: 「とりあえず勝ってもらいたい。勝たないと(優勝の)話が始まらない。勝ってもらおう」 光玉母食堂 めし しんちゃん 杉山信二店長: 「あの朔太郎がここまで来るとは思わなかった。今はまだ若さとパワーでやっていると思う。まだ若さで先もあるし負けてもともと、その気持ちで行ってもらいたい」