J2仙台 株主総会で新練習場に向け、1億円を目標にするクラウドファンディング実施予定を発表
J2仙台を運営する株式会社ベガルタ仙台は23日、仙台市内で第30回定時株主総会を開催し、23シーズンの事業と決算の報告や、役員選任に審議などを行った。 クラブ設立30周年の柱の一つとして東北学院大の泉キャンパス敷地内に新練習拠点とクラブハウスの整備を行っているベガルタが、同事業のクラウドファンディングの実施予定を発表した。最低限の整備のための財源は確保していたが、それぞれの施設の使い勝手やチーム強化のための将来展望などの向上を考慮。目標は約1億円の予定で、整備内容などの最終的な確定は5月中をめどに公表する予定となっている。 また、今季から取締役に渡辺隆夫氏(60)が新任する。同氏は1987年に東北電力に入社。2015年には同社の福島営業所長、21年には執行役員ビジネスサポート本部総務部長などを歴任。24年4月から執行役員宮城支店長を務めている。 監査役3名も任期満了に伴い一新される。ベガルタ仙台の常勤監査役を務めていた安達幸夫氏(60)、株式会社ユアテックの常務執行役員宮城支社長を務める長沼博氏(62)、一般財団法人みやぎ産業交流センター理事の千葉隆政氏(61)が新任することを発表した。
報知新聞社