“なでしこの柱”長谷川唯は世界トップクラスのMFか 驚異的なパス精度を記録する司令塔をマンC指揮官も絶賛
契約延長を発表
マンチェスター・シティに所属するなでしこジャパンのMF長谷川唯(26)は23日に2027年までの契約延長にサインした。 シティの公式サイトは長谷川のこれまでの功績を紹介しており、「世界サッカー界で最高の守備的ミッドフィールダーの一人」と称賛し、同選手の残した素晴らしいスタッツを紹介している。 長谷川は昨シーズン、PFAベストイレブンに選出されており、データサイト『Opta』によると、1年を通してリーグのMFで最も高いパス成功率を記録したという。また90分あたり平均56.8本のパスを試み、長谷川は50.5回に成功。88.9%という驚異的な成功率で狙ったターゲットにパスを通したとのこと。 またプログレッシブパスの数でもリーグ11位を記録しており、1試合平均3.9本のプログレッシブパスを記録。シティにとって長谷川がチームで重要な役割をになっていることがわかる。 今シーズンも長谷川のパスはチームの武器となっており、596回のパス成功数はリーグTOP10にランクイン。成功率は87%を記録している。 指揮官のギャレス・テイラーは「ポゼッションしているときも、ポゼッションしていないときも、彼女のゲームの読みは誰にも引けを取らない」とコメントしており、長谷川のサッカーIQを絶賛している。 今のなでしこジャパンの柱である長谷川が、契約延長したシティでどのようなプレイをこれから見せてくれるのか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部