楽天・銀次が急きょ捕手で出場。こういう采配は絶対に避けてほしいです【デーブ大久保 さあ、話しましょう!】
銀次は、捕手としてワンバン処理の練習を長くやっていないはずですし、もしその処理を失敗してケガしたら……チームに大きな痛手ですよ。もう少し考えてほしかったです/写真=BBM
監督の采配に関し、これはやってはダメということがあります。それは選手が故障をするリスクを高める采配です。今回のこの起用は、到底容認できないですし、悲しい気持ちにもなっています。 と、いきなり怒ってしまったのですが、その相手は楽天の平石洋介監督です。4月7日のオリックス戦(京セラドーム)で、9回同点に追いついて延長に入り、内野手登録の銀次が緊急で捕手を務めました。私はどうしても納得できません。 まず基本中の基本ですが、捕手を2人だけの登録にするなら、正捕手は、何があっても試合の最後まで出場させることが大原則です。つまり第2捕手はあくまでもバックアップ。正捕手がケガをしたときなど、不測の事態でマスクをかぶるという存在。しかも一度代わったら、試合の最後まで守り抜かせないといけないのです。 平石監督は、3月に1度だけ・・・
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週刊ベースボール