スペインがフランスに2-1逆転勝利! 連覇達成12年以来の決勝進出! 16歳の最年少ゴラッソ&10番の3戦連発弾【EURO】
フランスは9分に待望の“初ゴール”で先制も…
現地時間7月9日に開催されたEURO2024の準決勝で、スペイン代表とフランス代表が、ドイツのミュンヘンで激突した。 【動画】16歳ヤマルが衝撃のゴラッソ! 開始9分、骨折した鼻を守るマスクを外して臨むエムバペのピンポイントクロスに、コロ・ミュアニがヘッドで合わせ、フランスがいきなり先制に成功する。 2000年大会以来、3度目の欧州制覇を目ざすレ・ブルーは得点力不足が顕著で、ここまでオウンゴール2つ、エムバペのPKによる一発の計3ゴールに留まっていたなか、6戦目にしてようやく流れの中からの得点となった。 ただ、スペインは21分にゴラッソで同点に追いつく。16歳のヤマルがゴールまで25メートルの距離から得意の左足を振り抜き、相手守護神メニャンが届かない左隅に突き刺した。 大会史上最年少得点で俄然勢いに乗ると、その4分後にペナルティエリア内でセカンドボールを回収したダニ・オルモが、右足での渾身のシュートでゴール。好調な10番の3戦連発弾で、ラ・ロハが一気に逆転に成功する。 ビハインドを負ったフランスは、前半のうちに2-2にしたいところだが、思うように反撃のチャンスを作れず。1-2で折り返すと、後半は押し込む展開に。56分にはエムバペがペナルティエリア内からシュートを放つも、GKウナイ・シモンの正面に飛んでしまう。 状況を打開すべく、62分に3枚替えを敢行。カンテ、コロ・ミュアニ、ラビオを下げ、ベンチスタートとなっていたグリーズマン、バルコラ、カマビンガを送り込む。さらに79分にはデンベレに代え、今大会限りでの代表引退を表明している37歳のジルーも投入する。 しかし、86分に速攻からエムバペが放ったシュートも、クロスバーの上を越えるなどし、フランスは結局最後まで2点目を奪えなかった。 スペインが2-1で逆転勝利を収め、EURO連覇、10年ワールドカップを含めれば、メジャー大会3連覇を果たした2012年以来の優勝に王手を懸けた。決勝は14日に行なわれ、オランダ対イングランドの勝者と相まみえる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「スペインに叩きのめされた」優勝候補フランス、あっけない逆転負けに母国メディアが茫然!「エムバペ率いるチームは、一瞬も輝かなかった」
- 「シュート37本でゴール0。地獄のEUROだ」PKの1点のみで終了...失望のエムバペを仏メディアが酷評!「マスクなしでも炎なし」
- 仏主将エムバペ、自らに「失敗」の烙印。準決勝で敗退、自身はPKでの1Gのみ…「欧州王者になりたかったのに」【EURO】
- 「人間じゃない」「化け物エグすぎる」スペインの16歳ヤマルが衝撃のEURO最年少ゴール! 圧巻のゴラッソにファン驚愕「サッカーの歴史に残るやつだ」
- もし日本代表がEUROに出場していたら? 中国で議論「ベスト4は行ける」「オランダやトルコより強い」「せいぜい16強」